Obsidian を使い始めて 2 週間ほど経ったので記録を残しておきます。
使い始めたきっかけ
もともと Markdown ノートアプリとして他のツールを使っていました。ある程度の期間使ってきたのですがユースケースに合わない場面が出てきたため今回 Obsidian に乗り換えました。
Obsidian を選んだ理由は次のとおりです。
- Mac/iPad/iPhone で使えること
- Markdown ファイルベースでデータを管理できること
- コミュニティベースのプラグインが充実していること
導入前の懸念としては次のものがありました。
- プラグインを活用するために設定が複雑になりすぎないか
- iPhone/iPad での動作に問題がないか
導入してみた結果として, 後者の動作に問題はありませんでした。 しかし前者の設定コストについてはある程度時間がかかりました。
Obsidian の設定
基本的には公式のヘルプを一通り確認しながら設定を進めました。
ここからはじめる - Obsidian 日本語ヘルプ - Obsidian Publish
その後技術ブログを参考にプラグインを追加, 設定の面倒なところは ChatGPT や Gemini に相談して解決しました。
参考にした記事
- Obsidianで使っているプラグイン紹介
- テーマファイルを参考にして Minimal を導入: kepano/obsidian-minimal
- Sync your notes across devices
- iCloud ベースの同期設定を採用
- Back up your Obsidian files
- obsidian-git で定期的なバックアップを設定
- obsidian-git で実現する Obsidian のプラットフォームを跨いだデータ同期 - EagleLand
- obisidian-git の設定を参考に Personal Access Token を使った GitHub 連携を設定
導入時に苦労したこと
iCloud ベースの同期を使った場合に, Mac/iPad を切り替えながら使った際に同期がうまくいかず一部設定情報が初期化されてしまう問題がありました。 解決策として obisidian-git を使ったバックアップ設定を行うことで問題を回避しています。普段使いでは Mac/iPad をほぼ同時に使うことはないので例外的に発生した問題でした。
その他大きく困った問題はありませんでした。もちろんアプリ特有の癖や挙動はありますが, それらは使っていくことで慣れていける範囲のことでした。
これから取り組みたいこと
時代はすっかり生成 AI になってしまいました。情報をテキスト化して管理することの価値はますます高まっていくと考えています。Obsidian を活用して情報管理の効率化を進めていければと思います。